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 外部を内部へどのように取り込むか。住まいにおける「知覚」を探ります。  

[特集]

住宅を知覚する  

  「知覚」をテーマに5つの住まいを紹介しています。「知覚」とは、 視覚、触覚といった身体的な感覚から、たとえば「美しい」「明るくて気持ちが良い」と感じて体験化されることを言います。住宅も、窓から見える緑、光、色、風、手足で触れる素材など、さまざまな要素が人の知覚に影響します。とくに子どもにとっては、その家での生活が知覚体験として大きく関係するでしょう。巻頭論は北欧建築・デザインを専門とされている小泉隆さん。アアルトの建築は一言では現わしにくいのですが、自然を内部に取り込むさまざまな工夫がみられ、居心地の良い空間がつくられています。アアルトが残した言葉と住宅から、住宅における「知覚」を掘り下げます。



巻頭論
アアルトの言葉と住宅   小泉隆


写真=小泉隆、Jari Jetsonen



つくり手の仕事と秩序が生む 住まいの「美」
伊勢山の住居   設計=ほとり建築事務所

写真=笹倉洋平



柔らかな光と素材がつくる居心地
安井邸   設計=杉下均建築工房

写真=市川靖史



穏やかな農村集落に寄り添う住まい
名張の離れ   設計=ELEPHANT design/門脇和正

写真=市川靖史



街のにぎわいをうつす住まい
新さんの家   設計=ニコ設計室/西久保毅人

手ざわり、目ざわり、足ざわり   西久保毅人



写真=傍島利浩



鳥たちの集まる庭と本に囲まれて暮らす
おおたかの森の家   設計=八島建築設計事務所/八島正年+八島夕子

写真=川辺明伸・浅田美浩




[特別記事]

ミケランジェロの空  大松俊紀

 イタリア、ルネサンスの時代に活躍したミケランジェロ・ブオナローティ(1475〜1564年)。彼が関わった建築は14作品とされており、彫刻家でもあったミケランジェロですが、細かな装飾や絵がなく抽象化された彫刻として、「空白の間」となっている作品もあります。ミケランジェロはどのようなことを考えて建築を創造したのでしょうか。没後約450年を迎え、建築家の大松俊紀さんが残された建築からミケランジェロの建築を振り返ります。


写真=大松俊紀


[シリーズ]

森と人と建築と 第11回 企画・監修=落合俊也

Barberyn Beach Ayurveda Resort
アユルベーダの試み
Part1 

 スリランカの小さな村ヴェリガマにあるバーベリンビーチアユルベーダリゾート。以前紹介したアーティストのラキ・セナナヤキさんもプロジェクトに関わったアユルベーダ施設です。海を望み、熱帯雨林と一体となるような環境がつくり出されています。アユルベーダという言葉を日本でも最近少しずつ耳にするようになってきましたが、病気は最新の科学技術を使って治すもの、ということが現代の医学として浸透しています。豊かな自然環境のなかで医師の五感と自然の力を用いて治療を行うアユルベーダの試みに学びます。

環境と健康、そして幸福   落合俊也

写真=東海林美紀、Andress Humenstadt



研究室からフィールドへ 第39回 
工学院大学建築学部建築デザイン学科 冨永祥子研究室
旧蚕糸試験場新庄支場改修プロジェクト

[連載] 

INTERIOR 第6回 -west annd east-  
The Koxvold  MIKI TAKASHIMA

アトリエCOSMOSの木造建築 第22回
余市ワイン醸造所(Occi Gabi Winery)Part1
―意匠・構造・現場を結ぶエネルギー―
白鳥健二


[講演会レポート]
『住宅建築』2018年10月号発売記念講演会
 安齋好太郎・名和研二 「素材の可能性を拡げるデザインと構造」
  
書評  評者=森田一弥 
『栽培植物と農耕の起源』
中尾佐助 著 (岩波書店、1966年)
『料理の起源』中尾佐助 著(NHKブックス、1972年)  
『NOMA 北欧料理の時間と場所』レネ・レゼピ 著 清宮真理・小松伸子・平石律子 訳(ファイドン、2011年)  

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