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 品格ある美を有する、柿沼守利さんの建築を特集します。  

[特集]

柿沼守利の足音  

  故・白井晟一氏に師事し、独立後は九州を中心に作品を手掛けられている柿沼さん。品格ある佇まいと、意匠の美しさが柿沼建築の魅力の一つです。30年以上にわたる設計活動のなかから住宅、店舗、旅館の6作品を手描き図面と共に紹介し、師から受け継がれた建築の魅力に迫ります。対談には堀部安嗣さんが登場。堀部さんは初期の白井建築に強く影響を受けたといいます。柿沼さんと堀部さんに、「美」をテーマに、白井建築やそのルーツ、お互いの建築について語っていただきました。



海と樹々を美しく取り込む住まい 
井上邸  
設計=柿沼守利

写真=井上一・井上啓



暗がりが安息を生む街中の住まい
藤崎K邸   設計=柿沼守利

写真=井上啓



深い軒と切妻の屋根がつくる大らかな佇まい
浦の浜の舎   設計=柿沼守利

写真=井上啓



現地の職人と共につくり上げた意匠美
Layton House   設計=柿沼守利

写真=Lucy Call、柿沼守利



曲線の天井が生み出す安らぎと品格
Phoenix   設計=柿沼守利

写真=井上一・井上啓



時代を超えて訪う者のこころを癒す宿
洋々閣   改修設計=柿沼守利

写真=井上一・井上啓

座談
普遍的な美を求めて――白井晟一の建築を再考する   柿沼守利×堀部安嗣

写真=井上啓




[特別記事]

松雲荘 和の伝承と近代への志向  設計・施工=熊倉工務店

  京都の建築家・吉村篤一さんの生家「松雲荘」は、昭和初期に熊倉工務店の設計施工でつくられました。現在は、吉村さんのアトリエとして使用されています。藤井厚二や武田五一からも影響を受けたという熊倉工務店の創設者、熊倉吉太良。「松雲荘」は、和風の外観で本格的な茶室のある日本の伝統的な空間を受け継ぎながらも、ホールを中心とした新しいプラン、食堂やベランダなどの洋風の空間もつくられ、近代住宅への兆しがうかがえる建築としても貴重な作品です。

「松雲荘」に暮らして   吉村篤一

熊倉吉太良と松雲荘   石川祐一


写真=市川靖史


[シリーズ]

森と人と建築と 第10回 企画・監修=落合俊也

サウナの源泉を探る  

 エストニアのスモークサウナの魅力を紹介します。大量の薪を燃やして石を温め、その煙と熱でサウナ小屋全体が蓄熱され、石に水をかけて生まれる蒸気と熱気=ロウリュを味わいます。サウナは皮膚を通して自然と人の心体がつながるようなタイムカプセルのような存在ではないか。現地のサウナを体験し、落合さんはそう記しています。現地の人にとって日常のひとつでありかけがえのないものでもあり、生死の場として、過去と未来をつなぐ神聖な場でもあったサウナの源泉を探ります。

森と人をつなぐタイムカプセル   落合俊也

INTERVIEW WITH EDA   Eda Veeroja


写真=東海林美紀



[連載] 

INTERIOR 第5回 -Peaceful Private Gallery-  
THE SLEEVE HOUSE  MIKI TAKASHIMA

アトリエCOSMOSの木造建築 第21回
新潟ワイン醸造村 Part4 意匠編 私の内なる国際様式
白鳥健二


[講演会レポート]
『住宅建築』2018年8月号発売記念講演会
 安藤邦廣 「復興と板倉――森・里・海をつなぎ、地域の暮らしを育む」
  
書評  評者=加嶋章博 
『床の間』
藤井厚二 著 (田中平安堂、1934年)  

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