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 「変化と選択の繰り返しのなかで自律し、空間になっていく」阿部勤
「空間と人間との間で濃密なやり取りがあることが良いことだと思っている」室伏次郎                  


[特集]

建築と出来事──室伏次郎と阿部勤の仕事

 早稲田大学、坂倉建築研究所、アーキヴィジョン、アルテックと、長年にわたり同じ経歴を歩んでこられた阿部勤さんと室伏次郎さん。近作を中心とする室伏さんの4作品と、竣工から時を経て味わいを増す、阿部さんの3作品を紹介しています。お二人の建築は、建主との出会いや、建築がつくられてからの発見や出来事のなかで、より魅力を増していきます。巻頭対談ではお二人に影響を与えてきた建築や出来事、そしてお互いの作品から、それぞれの目指す建築についてお話しいただきました。

写真=藤塚光政


対談 センス・オブ・ワンダーな空間を求めて 
阿部勤×室伏次郎

沈黙と静寂の空間で自己と向き合う
インマヌエル船橋キリスト教会  
設計=室伏次郎/スタジオ・アルテック+ミタリ設計

写真=藤塚光政



コミュニケーションを図る“エンガワ”計画
大倉山シニアハウス+   設計=室伏次郎/スタジオ・アルテック

写真=藤塚光政



構築された外気を表現するRC打放しの壁
木下邸   設計=室伏次郎/スタジオ・アルテック

写真=淺川敏



自在に変化する林立した壁の空間
南馬込の家   設計=室伏次郎/スタジオ・アルテック

写真=傍島利浩

 

年月を経て醸成する住まい──阿部勤の仕事
住み続けられる住まい   文=阿部勤

開かれた庭で周囲との関係を生み出す
桜台の家   設計=阿部勤/アルテック

写真=藤塚光政



既存の小径を活かし、高低差を愉しむ住まい
前原の家   設計=阿部勤/アルテック

写真=藤塚光政



多様な外部への開き
国分寺の家   設計=阿部勤/アルテック

写真=藤塚光政



[特別記事]

追悼・大橋富夫さん──気配を撮る

 「バクテリアも人も、いい場所に集まって、生きやすい場所で生きる。そういう「人が集まってくる場所」を、ぼくは撮りたいんだよな」大橋富夫
 2017年12月、写真家の大橋富夫さんが逝去されました。建築誌を中心に活躍され、『住宅建築』でも数多く撮影をしていただきました。迫力ある写真でその時代の建築を伝える一方で、消えゆく日本の風景、文化を写真に収めてこられた大橋さん。大橋さんの写真と言葉、そして大橋さんと交流の深かった建築家の益子義弘さん、原広司さん、山本理顕さんの言葉から、「気配」を捉えた写真家の功績を辿ります。

ふたつの原点   文=益子義弘
空への呼びかけ   文=原広司
建築とともにある時代状況を写し撮る   文=山本理顕

写真=大橋富夫



[特別記事]
第4回 吉阪隆正賞 田中央工作群+黄聲遠
業績 台湾・宜蘭における持続的かつコミュニケイティブな空間デザインの実践

 今回で4回目となる吉阪賞。台湾・宜蘭で設計活動を続ける建築集団の田中央工作群と黄聲遠さんが受賞されました。その活動は建築や土木、ランドスケープの概念、境界を超え、植物の維管束のように、少しずつ時間をかけて宜蘭というまちに変化を与えています。常に議論し皆で建築をつくり上げていく方法には、吉阪隆正との繋がりを感じさせます。人と人の関わりを生み出す田中央工作群と黄さんの空間デザインの実践は、日本の建築界にも強いメッセージ性をもつものではないでしょうか。


Making Places──生活在山海土水之間 黄聲遠 

シンポジウム 吉阪隆正賞受賞によせて 
内藤廣・北山恒・小野田泰明 司会=中谷礼仁

写真提供=田中央工作群


[シリーズ]

研究室からフィールドへ 第34回 
地域の歴史文化資源発掘と発信 ──加子母域学連携事業
藤岡伸子研究室(名古屋工業大学大学院社会工学専攻建築・デザイン分野)


[連載] 

アトリエCOSMOSの木造建築 第16回
COSMOSハウス 18年前の設計と18年後の検証Part1─COSMOSハウスに着手する─ 
 白鳥健二


[講演会レポート]
 『住宅建築』2017年10月号発売記念講演会
  原田真宏
「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO──素材と構造から生まれる佇まい」
  
イベント・ニュース 
プロフィール
次号予告


 


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